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カメラ狂想曲 -Leica Qの購入と売却-

イカのカメラを購入して一週間ほどで売却した話です。

カメラ遍歴と撮影対象

もともと写真を撮るのは割と好きでいろいろなカメラで写真を撮ってきましたが、最近はiPhoneのカメラの性能(ソフトウェアも含め)が進化してきたので専用機は使用していませんでした。これまで使用してきたカメラの種類はは以下のようなものです。

カメラの種類 主要な機種
- 2004年 安いコンパクトデジカメ
2004年 - 2010年 一眼レフ(DSLR) D70, D80, D700
2009年 - 2014年 ミラーレス一眼 E-Px, X-Ex等
2010年 - 2015年 高級コンデジ X100系統
2008年 - 現在 iPhone 3GからXまでのほぼ全機種


DSLRを使い始めてからの遍歴は、一貫して小型軽量化方面に進んでおり、画質に納得できさえすればiPhoneに行き着くのは時間の問題でした。ポケットに入る大きさと他の様々な機能が合わさっている便利さは何者にも代え難いです。

私の場合は、メインの撮影対象は旅行の思い出写真とストリートスナップもしくはドキュメンタリーフォトで、日本語で言うと単なる雑多な写真です。

観光地、ランドマーク、風景などはプロが最高の条件で撮ったものがネット上で見られるため、わざわざ自分が撮る必要は無いと思っています。では撮る必要がある写真は何なのかというと、私や家族が関係する何かが一緒に写っているものです。それらは思い出写真やドキュメンタリーフォトに含まれますが、そのような写真はシャッターチャンスを逃さない(いつでも撮れる状態)、自然な写真を撮る(威圧感を与えない)、思い出情報が多く含まれる(位置情報など)あたりが重要な要素になり、画質はここ2-3年のiPhoneの水準であれば上記の要素を差し置くほどのものではありません。

ハードウェアとしてのカメラ熱が再燃しかかったきっかけ

RSSを登録しているブログの人Leica Qを購入して楽しそうに使っているエントリーを読み、影響されました。

純正アプリを使用しての写真の転送や編集がiPadでできるし、結構きれいな写真が撮れそうだし持ち運びも容易そうだしで自分の中のフラグが立ちました。合わせて色々なサイトやblogを読みましたが、確証バイアスがかかりまくりなので「それがいかに良いか」という内容の記事しか目に入りませんでした。

サイトを巡回しつつ四十路のおっさんがカメラを肩からぶら下げて街中を歩くことをイメージするわけですが、旅行中くらいはそういうのも乙かなと思い、買ってみてもいいかなと思いました。

購入と利用した印象

実際のホールド感や重さを確認するために新宿のマップカメラに行き展示品を持たせてもらい、やや重い気がするけどこれなら問題なさそうと確信しました。少し重い気もしたのですが背中を押すために現物確認をしに行ったので、ネガティブ要素は頭から追い払って重いかなという感想は忘れることにしました。

訳あって楽天ポイントを貯めていて、ちょうどスーパーセールがありポイント還元率が高かったためその時期を見計らい本体をマップカメラの楽天市場店で購入し、それに合わせて背面液晶用フィルム、SDカード、ストラップ等のアクセサリー類をビックロで購入しました。

カメラ機材趣味な人たちの世界ではレンズとカメラの組み合わせで総額50-60万円というのは普通ですが、コンパクトデジカメ単品で約60万円というのはなかなか無いため、購入の際はやや躊躇しました。クレジットカードの与信がオンラインでは下りずカード会社から電話がかかってきて確認を取られたというのも久々の経験です。

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購入したLeica Qにアクセサリを装着(iPhone Xで撮影)

私が普段購入するような製品の中では、アップル製品の梱包の細やかさは群を抜いていてもはやマジキチレベルだと思いますが、ライカも負けていませんでした。でも価格相応ですかね。

納品後にアクセサリー類を装着し、部屋で数枚、近所の散歩で数枚撮影しましたが、「なかなか悪くないじゃん」というのが第一印象です。悪くないじゃんと思ったポイントは、久々の絞りダイヤルやシャッターの操作感や写真のクオリティなどです。

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近所の寺での撮影(Qで撮影後iPadのVSCOで加工)

売却に至った理由

とはいえ、iPhoneでの撮影に慣れきってしまった身には違和感や面倒臭さを覚えます。具体的には以下の点です。

  1. HDRが無い
  2. Live Photosが無い
  3. ジオタグをつけるのが面倒
  4. やはり重い

どれも最初からわかっていたことではありますが、1から3まではそれが無い状態に置かれた時にはじめて有り難さがわかりました。あとは最近は動画も手軽に撮るので、動画の解像度やフレームレートがiPhoneより劣るのはいただけないです。

重さについてはblogなどで「実際に重さを感じることはない」といったことが書いてあるのを見ますが、それは普段から写真を撮るかどうかもわからないのに重いカメラを持ち歩いている人の感覚であり、そうではない、私のような財布とiPhoneくらいしか持ち歩かない人間からするとやはり重いです。一瞬持っただけだとわかりませんが、撮影だけを目的としない何時間もの外出にカメラを持ち歩くのは面倒、つまりそのうち持ち出さなくなることは間違いないなと思いました。

タイミング悪く新しいiPhoneが発表されました。XSにはカメラ機能関連のエンハンスメントが盛りだくさんで、夢があります。今まではセンサーやレンズなどの非力さを補うためのソフトウェア処理だったのが、徐々にカメラ専用機とは違う世界を目指すソフトウェアに変わってきています。HDRジオタグ、Live Photosなどもそうです。

どうせ限りあるお金を使うなら、レガシーを味わうより未来感のあるiPhoneにお金をかけたほうが良いのではと思ったため、購入したQは売却することにしました。

損失額

購入金額 : 本体 567,000円、ストラップ 9.000円、SDカード&フィルム 8,000円 : 計 584,000円 売却金額 : 452,000円

損失 : 132,000円(23%)

損失分でiPhone買えちゃいましたね。